SSブログ

2010~2015年度の住宅着工予測 [住まい・不動産関連情報]

2010~2015年度の住宅着工予測を、
住宅・不動産市場研究会が発表した。
それによると、
今後6年間は80万戸台で逓減傾向をたどり、
2015年度には81万6000戸にまで落ち込む見通し。
利用関係別で、
この間の落ち込み幅が最も大きいのは貸家で16%減少。
増加するのはマンション分譲だけで5%増える予想。

住宅着工戸数
 2010年度・・・88万2000戸
 (2009年度の77万5000戸より増
 2011年度・・・88万5000戸
 2012年度・・・85万5000戸
 2013年度・・・84万5000戸
 2014年度・・・82万9000戸
 2015年度・・・81万6000戸
  2010年、
  2011年度に増加するのは住宅金融支援機構による優良住宅に対する1%金利引き下げ、
  贈与税非課税枠の拡大、
  新築に対するエコポイントの導入などが寄与するため。

利用関係別では、
貸家が2006年度の53万戸をピークに急激に減り始めるのが特徴で、
2012年度以降の減少をけん引。
貸家は2015年度には28万戸にまで減少。
これは20歳代、
30歳代世帯の需要層が減少していくため、
空き家が更に増加し家賃の低下が予測されるため。

地域別では東京圏と東海圏が2011年度から、
近畿圏は2013年度から、
その他地域は2012年度から減少に転じていく。
東京圏
 2010年度・・・32万1000戸
 (2009年度より5万5000戸増
 2011年度・・・30万7000戸に減少
  これは、
  持家などはほぼ横ばいだが貸家が減少し続けるため。
  近畿、
  東海、
  その他地域も減少に転ずる要因は貸家の減少が大きい。

持家系が比較的堅調なのは、
2010年度以降、
日本経済が回復に向かい、
勤労者の可処分所得が増加し、
持家取得能力が高まるためとしている。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。