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2010~2012年度のリフォーム工事額予想 [住まい・不動産関連情報]

2010~2012年度のリフォーム工事額予想を、
住宅不動産市場研究会が発表した。

それによると、
 増改築と改装等を合わせた合計
  2010年度・・・3兆7970億円
  (前年度対比38.2%増
  2011年度・・・4兆560億円
  (前年度対比6.8%増
  2012年度・・・3兆6560億円
  (前年度対比9.9%減
   2010~2011年度の大幅増は勤労者の可処分所得が増加に転じることと、
   エコポイント制の導入によるとしている。
  内訳
   増改築
    2010年度・・・4440億円
    2011年度・・・4680億円
    2012年度・・・4110億円
   改装等
   (壁塗り、屋根ふき、内装、設備工事など増改築以外のリフォーム)
    2010年度・・・3兆3530億円
    2011年度・・・3兆5880億円
    2012年度・・・3兆2440億円

住宅不動産市場研究会代表の伊豆宏・明海大学名誉教授は、
リフォーム需要は住宅ストックの増加に連動するのではなく、
約5年~15年前の住宅着工戸数に関係している。
そのため、
今後の予測としては、
最近10年間の着工戸数が減少傾向をたどっているため、
リフォームは減少していく可能性があるという。

ただ、
 20年前までの着工ボリュームは相当大きい
 太陽熱利用など省エネ関連のリフォームは増加する可能性がある
 高齢者向けのリフォーム需要は拡大する
などの要因を考えると、
市場が全体としても拡大する可能性はあるとしている。

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